11月13日と14日の2日間に渡って、銀座プロジェクトで社会実験「ほっとスポット銀座」を実施しました。
3つの敷地のうち2ヶ所は公開空地でしたが、東京都との協議の末、公開空地本来の機能をより高めるためのアクションであることから、占用許可を申請せずに実施して構わないとの反応をいただき、公共空間活用の柔軟性が高まっていると実感させられました。
当日は学生自作のファニチャーの設置、銀座の休憩スポットを紹介する地図の配布、アンケート機能を備えた投票型ゴミ箱の設置を行い、予想を上回る利用者数となりました。
学生にとっては企画時の意図や想定に対して、実際の利用がどのようになるかをその場での確認できる貴重な機会となり、これから空間デザインに携わっていく立場として求められる姿勢や態度を、改めて考えさせられたのではないでしょうか。
また銀座にとっては、このような社会実験が行われることはほとんどなかったことから、今回の実験が既存環境のポテンシャルや課題を明らかにし、地元の皆様と都市空間のあるべき姿について考えていくための一助になれば幸いと考えています。
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